どんな風にこの広告を制作したか?
その過程をざっくり見てもらえたらうれしいです。
1.企画・コンセプト
伝えたいメッセージは手書きで
情報量は極力少なく、シンプルに
くれよん隊をマスキングテープで貼り絵作品に
2.プロトタイプ作成
事業所に対してのハードルを下げる
こうあるべき!という気持ちを和らげる
子どもたちの凸凹に添う療育を行えることを訴えたい
他の広告内容との差別化
3.くれよん隊をマスキングテープで作成
くれよん隊をマスキングテープで作る。
にじいろくれよんの放デイでやっているプロセスと同じように。
4.文字部分の検討
過去のかしるくらぶなどの自社・他社の広告内容を確認
フツーはこうだよねという、フツー思考に洗脳されつつ
情報量を少なく、ほんとに伝えたい内容は何か?を考える。
残ったキーワード「安心」「自分」「居場所」
5.完成に向けて
住所や電話番号だけは入れるよね、というフツー思考もまだあり
QRは載せる?いや、コンセプトからしたら邪魔。
にじいろくれよんの利用はスマホだけで完結するほど、デジタル
ITが強みのくれよんが、今回はアナログにとことんこだわるには。
出来た!!
まとめ(編集後記)
🔵コロナ禍のこんな時だからこそ、人とのつながりやぬくもりを「手書き文字」と「マスキングテープの貼り絵イラスト」にこめた。
🔵人と人とが直接出逢い、言葉と交わしココロを通わせることでしか得られないものを大切にしていきたい。
🔵くれよんに来ることでしか学べないことはあるので、親子で療育に来てもらい、毎回の子どもたちの療育の時間を大切にしたい。
🔵手書きやアナログでは、なかなかやり直しがきかないが、この瞬間にしか紡ぎ出せない言葉や想いを色と文字で素直に表現したかった。
🔵一回一回の療育に真剣に向き合うスタッフの想いにも通じるし、一瞬一瞬違った表情を見せ、日々着実に成長していく子どもたちにも重ね合わせることができるのでは?
🔵パソコンでの入力は一切排除し、最後まで手書きにこだわった。
🔵今回は、「最低限伝えたい情報だけをのせる!」と最初に決めていた。
🔵それでも作業を進めるにつれ、「あれもいれたい、これもいれなきゃ!」と盛りだくさんになってしまった。
🔵くれよんに来ることでしか学べないことはあるので、親子で療育に来てもらい、毎回の子どもたちの療育の時間を大切にしたい。
🔵「一番伝えたいことは何か?」を模索した結果、「安心」「自分」「居場所」というキーワードが残り、それ以外のものをそぎ落とした。
🔵「フツーは」とか「ジョーシキ」とか「一般的に」とか、「こうあらねばならない」という考え方や、自分を縛り付けているものから解放したかった。
🔵それは、きっと、障害のある子どもを持つ親御さんの気持ちに寄り添えるものかもしれない、と。
🔵デジタルやITを駆使した療育が強みのくれよんなのに、今回はあえて手書きやアナログにこだわるおもしろさ。
🔵スマホで検索すると、広告からは想像つかないデジタル派の事業所であることが発覚し、見る人はそのギャップにおののく。